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2022.02.14

営農型太陽光発電を導入するメリットとデメリット

営農型太陽光発電所
営農型太陽光発電所

農業と太陽光を両立できる画期的な営農型太陽光発電ですがいいことづくめではありません。今回は営農型太陽光発電のメリットとデメリットについてご紹介します。

導入によるメリット

電気代が削減できる

太陽光発電によって生産した電気を農園の灌水設備やハウス内の空調設備で利用したり、隣接している施設の照明や空調のために利用したりすることで、電力会社から購入する電気量が減り電気代が削減できます。これによって収入・収益の事業への使用可能枠を拡張することができるため、農業経営の規模拡大や6次産業化(経営の多角化)に繋がる事も期待できます。
自家消費を行う場合は電気代の削減ができますが、発電した分を消費せず全て売る(全量売電を行う)場合は、農産物の収入とは別に副収入として売電収入を得ることができます。

夏場の温度上昇を抑えられる

パネルによって直射日光が程よく避けられるため、夏場の作業がしやすくなります。また直射日光が原因の水路や下部空間の温度上昇も抑えることができるため、温水による農作物への被害も抑えることができます。
また逆に冬は保温効果があり、霜よけに役立ったという声が多いです。

休耕地の有効活用ができる

電気代を抑えるまたは副収入(売電収入)を得る事ができるため、休耕地を再び農地として活用という動きに繋がる可能性があります。また、利用されていない土地を食を支える土地、ライフラインを確保できる土地に変えることは、話題性や地域創生にも繋がります。

ブランド力の強化ができる

前述のとおり休耕地の有効活用によって地方創生に貢献していること、生産に必要なエネルギーを太陽光発電によってまかなっていることは話題性もあり、ブランド力の強化にも繋がります。

導入によるデメリット

育てる作物のノウハウがより必要

上部に太陽光パネルを設置するという特殊な条件下での栽培になりますので、今まで培ってきたノウハウを更新しなくてはなりません。その作物の事を熟知し、トラブルが起きた場合には確実に対処できうるしっかりしたノウハウを持っている事が重要になります。

導入にコストがかかる

発電量をある程度得るためにはそれなりの規模の発電所を設ける必要があります。太陽光発電の効率が年々上がり設置するためのコストは年々下がって来てはいるものの、規模によってはそれなりの費用がかかってきます。

作業がしづらくなる

農地に基礎及び柱を立てるため、重機や機械での作業がしづらく感じる場合があります。柱に注意して作業を行う必要があるため、重機の操縦を慎重に行う必要があり、営農に問題はないが手間がかかるようになったというお声もあります。

撤去が求められるケースもある

設置に当たり基礎部分の土地が農地以外の利用になるため一時転用許可が必要になり、これは数年に一度更新していく必要がありますが、農作物の生産などに著しい支障がある場合は転用許可が降りず、施設を撤去して農地を復元しなくてはなりません。設置前の段階で慎重に営農計画を見直し、悪かった場合には撤去のリスクがあることを知っておかなくてはなりません。

よくあるQ&A

売電はまだ利益がでるの?
発電施設の規模、パネルの間隔や枚数によって売電による収入は異なり、すべての農家様が売電による利益を得られるわけではありません。営農型太陽光発電はあくまで営農(によって収益を得ること)が大前提であり、売電はあくまで副収入(補助的なもの)となります。電気を多く利用される農家様は、自家消費によって電気代削減のメリットが出てくる場合がございます。

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