図太いフタホシ、繊細なイエコ

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こんにちは!

こはるらぼ運営メンバーの三宅です。

今回は、コオロギの生態についてお話ししようと思います。

今、フタホシコオロギとヨーロッパイエコオロギの2種類を飼育しているのですが、同じコオロギといえど全然違うなという印象です。

種が違うので当然と言えば当然なのかもしれませんが…

例えば、フタホシはケースの外からも良く見えるほど色々なところにいますが、イエコはケースの外からはほとんど確認できないということがしょっちゅうあります。

なので、あれ?このケースにはそんなにいないのかな?と思って卵パックをめくると、イエコがすごく密集していて少しびっくりしてしまいます。

▼フタホシの様子。卵パックの上にも中にもたくさんいます。

▼イエコの様子。卵パックをめくらないといるかどうかが分かりません。

エサを与える時は、ケース内の見えるところに与えるのですが、そこでも違いがあります。

フタホシは卵パックの中に隠れていても割とすぐにエサに駆け寄ってきますが、イエコはケースを元の棚に戻してからしばらく経つまでなかなかエサに寄って来ようとしません。

それだけイエコの方が警戒心が強いということでしょうか。

イエコの方がフタホシより比較的小さいので、そのようなことがあるかもしれませんね。

動物で大きさが小さいほうが警戒心が強いので…

また、それに加えてイエコの方がよりすばしっこいです。

よく動き回る上に、よくジャンプもします。

その点、フタホシの方が穏やかだなと思います。

しかし、いつでも飛び回るイエコよりも、ときどき思い出したかのようにジャンプをするフタホシの方が、飼育をする立場からすると厄介です。

というかびっくりします。

いつもおとなしいあいつが…的なやつです。

他にも、フタホシには困った点がございまして…

それは、噛む力が強いということです。

ビニールの手袋をして作業をしているのですが、そのまま手を使ってコオロギに触れると、たまにコオロギに嚙みつかれます。

そして、イエコに噛まれてもそれほどは痛くないのですが、フタホシに噛まれるとチクっとした痛みが走ります。

思わずコオロギを投げてしまうぐらいの痛みです。

▼フタホシを近くから見た画像。口の近くにある手のような所で触られたらもう危険です。

さらに、フタホシの方がイエコよりも比較的よく噛みます。

今日は噛まないでくれ…と思いながら飼育をしています。

さて、今回はこのあたりにしておこうと思います。

前提知識としてフタホシとイエコの違いについて知っていましたが、実際に飼育をしてみるとネット上では得られなかったことなどを知ることが出来つつあるような気がします。

相手も生き物なので、日々新しい発見があります。

これからも色々なことを発見していきたいなと思います。

では!